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小佐々町に入ってすぐの臼ノ浦地区は、以前は炭鉱でさかえていたそうで、このあたりから石炭を積み出して、全国各地へと運んでいたそうです。
いまは、港の岸壁にわずかにその名残を感じる静かな通りに谷川製菓さんはあります。
この店の二代目ご主人の谷川さ んが、わざわざ出迎えてくれました。
お菓子作りをはじめてもうすぐ70年、町の歴史とともに独自のお菓子作りを営んで来られました。




谷川さんは、とても静かなかたで撮影の際にはちょっと恥ずかしそう。
奥様とお二人で、日々お菓子作りをされており、
製造されているいる製品は、焼き菓子を中心とした懐かしみを感じるものでした。

店内へと案内をしていただきました。
たいへん使い込まれた道具の数々に、谷川さんの歴史とお菓子作りへの気持ちを感じます。

お菓子を焼く電気釜
かなりの年季が入ってるようですが、磨き込まれており道具への愛着を感じます。


他にも、餡を練る機械や縁起の良い意匠が緻密に彫刻された、お菓子を整形するの木型など普段なかなか見ることができない道具に驚きます。

ほんとうに、静かな雰囲気での取材でしたが、時折見せていただく笑顔から、谷川製菓さんの優しい製品づくりを感じました。
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